お金が貯まる家計簿のポイント3選 

節約・投資

~この記事はこんな人におすすめです~

・貯金のために家計簿を始めたい人
・すでに家計簿をつけているけど、やりくりが上手くできていない人

2020年代以降、モノやサービスの値段が上がってお金を貯めるハードルが高くなっていますよね。

特に2025年は、「2025年問題」といわれ75歳以上の高齢者が急増し、高齢者を支えるための保険料や年金が増加して、特に若年層の負担が重くなることが問題とされています。

将来に不自由なく生活するためには、”今すぐに”貯金や資産運用などで将来に備えていくことが必須です。

お金を貯める方程式
 「収入ー支出=貯金」

お金を貯めるためには、「収入」を上げること、「支出」を下げることに注力することが必要です。

「収入」を上げるには転職をして年収アップを狙ったり、副業を始めたり必要ですが、誰もが必ず成果が出るわけではないので、先に「支出」を下げることに注力すべきです。

「支出」を下げるためには、色々な節約法がありますが、まずは家計簿をつけて収支を把握することが大切です。

本記事では、試行錯誤してお金が貯まるようになった家計簿のポイント3選を紹介します。

                      目次
お金が貯まる家計簿のポイント3選

  1.細かく予算を立てる


 2.予算を把握してお金を使う


 3.お金の使い道を振り返る


家計簿は手書き派?デジタル派?


まとめ

お金が貯まる家計簿のポイント3選

私は大学生の時から10年以上家計簿をつけていますが、家計簿を活用してお金を貯められるようになったのはここ数年くらいになります。

これから紹介するポイントを実践したことで、私は貯金のスピードが2倍に上げることができました。

1.細かく予算を立てる

 家計簿は日々の支出を把握するために必要なものですが、まずは細かく予算を立てることが重要です。

【パーキンソンの法則】を聞いたことありますでしょうか?

パーキンソンの法則とは、収入が増えれば支出も増えるという法則になります。
お金関連の本やYouYubeなどで聞いたことがある人も多いかと思います。

使い道が決まっていない自由なお金があるほど、私は浪費する傾向にありました。
残業代が入ったときは、ご褒美としてアクセサリーや洋服、雑貨などをよく考えずに購入して、結局使わず無駄にしてしまった経験が多かったです。

趣味なども含めて細かく予算を立てるようにしてからは、家計の赤字を防ぎ、毎月目標金額を貯金することが継続できています。

人によって収入や家族構成、生活スタイルが異なるで必ずしも同じように実践できませんが、私は以下の手順で予算を組み立てています。

予算の立て方(例)

①給料日に手取り金額を8:2に分ける。
  ↓
②手取りの8割で【貯金(投資)】【生活費】【おこづかい】に仕分けする。
  ↓
③残り2割で特別費のために仕分けする。

 ①給料日に手取り金額を8:2に分ける。
  手取りの8割で毎月のやりくりをしています。
  大企業でも業績が不振になる時代でもあり、勤務している中小企業の会社ならなおさらで業績が
  悪くて減給になったり、リストラしたりすることも今後あるかと思います。
  そのようなリスクに備えて、自分の生活が破綻しないよう安全を取ってやりくりするように
  しています。 

  給料の手取りの内訳を決めるのは人それぞれになりますが、無理のない範囲で先に貯金額を決めて
  から残りの金額で生活費やおこづかいのやりくりをしています。

 ②手取りの8割で【貯金(投資)】【生活費】【おこづかい】に仕分けする。

  8割分を毎月の手取りとして以下の項目の仕分けをしていきます。

  ・貯金(投資)…将来に備えるためのお金
  ・生活費(1ヵ月分)…家賃、水光熱費、食費、日用品費、通信費など毎月必ずかかるお金
  ・おこづかい…交際費や趣味、洋服代など自由なお金
 

 ③残り2割で特別費のために仕分けする。
  手取りの2割分では、特別費として予算の振り分けをします。
  どういったものが当別費として当てはまるのか難しいですが、
  すぐには必要でないけれど1年以内にかかる費用、なくても生活に困らないものの費用が当てはまる
  でしょうか。

  また、趣味などもここ費用に入れてもよいと思います。

 特別費の具体例:
   自動車関連費用(車検や税金、メンテナンス費用など)
   家族や友人などのプレゼント代
   冠婚葬祭にかかる費用、お年玉
   ふるさと納税
   スキルアップのための勉強代
   旅行代、ライブの費用(チケット代・遠征費・グッズ代など)

毎年1月に1年間の特別費の予想を立てて、手取り2割分を特別費の予算に振り分けていきます。
また、欲しいものがあったら、すぐに購入せずに一旦【欲しいものリスト】に追加して、その分も手取りの2割分から振り分けをしています。

私はノートに手書きで家計簿をつけているので、ノート上で予算を立てていますが、
銀行口座で分けたり、現金を下ろして封筒や財布で分けたりしても良いかもしれません。

2.予算を把握してお金を使う

1.細かく予算を立てる】で説明したとおりに各支出の項目の予算を立てたら、予算の範囲内でお金を使うようにしましょう。

お金を使ったら家計簿に支出を記録していきます。

ざっくりと【購入日】、【購入したものやサービス】、【金額】を家計簿に記録していきます。
家計簿は好きなタイミングで記録していけばよいと思いますが、まとめて記録をするとレシートやカードの履歴を見返したりが面倒なので、私は毎日こまめに記録するのが向いていました。

おこづかいの自由な項目であれば残りはいくらまで使えるのかを常に把握します。

特別費など予算が決まっているもので、実際に使って余ったお金があれば、貯金や別の特別費の予算に追加したり、おこづかいに追加したりしています。

どうしても予算を超えてしまう場合は、少し出費を多く見積もるなどして予算の見直しが必要です。
慣れていくと自分はどれくらい出費するのか予測を立てることができるようになります。

3.お金の使い道を振り返る

 お金を貯めれる人になるには、お金の使い道を振り返ることが大切です。

なぜなら、反省を生かして無駄な支出が減って、満足度の高いお金の使い方ができるようになるからです。

お金の使い道を振り返ると、必ず無駄だった支出が出てきます。

 例えば:
   ・可愛いと思って買った洋服を、まだ1回しか着ていない。
   ・使っていないサブスクサービスの解約を忘れて数カ月無駄に契約していた。
   ・資格取得のために買った教材で勉強を始めていない。
   ・ネットで購入したものが段ボールに入ったまま置かれている。

 無駄だった支出を振り返ることで、今後のお金の使い道や行動が変わってきます。
 モノやサービスの使用頻度や目的をしっかり考えて購入を検討したり、購入品を手に入れたらすぐに箱や袋から出して使ったりできるようになりました。

 私は、使用頻度や満足度でお金の使い道を評価をしています。
手書きで家計簿をつけているので、1~3か月前のページを見て、「良かった支出」、「良くなかった支出」を異なる色のマーカーで引いて、ネットの商品レビューのようにコメントを入れて振り返っています。

家計簿は手書き派?デジタル派?

家計簿のツールは多くて迷いますよね…。

銀行口座やクレジットカードと連携すれば自動で家計簿をつけてくれるアプリが出てくるなど、とても便利な世の中になりましたね。

今回で紹介した家計簿のポイント3選を実践できれば、手書きでもデジタルでもどちらでも問題ないと思います。

 1.細かく予算を立てる
 2.予算を把握してお金を使う
 3.お金の使い道を振り返る

個人的には、ノートでの手書きの家計簿をおすすめしたいです。
手書きのほうがよりお金を使った実感が得られるし、かわいいシールやカラフルなマーカーなどカスタマイズするのにとても使い勝手がよいからです。

まとめ

私は大学生から家計簿をつけてますが、しばらくは支出を記録してだけで貯金を意識したものでは全くありませんでした。

今回紹介した家計簿のポイント3選を実践してからは、お金の使い方が変わり貯金のスピードが上がったのをとても実感しました。

貯金のハードルは年々上がっているので、豊かな生活を送れるようにまずは家計簿を一緒に頑張っていきましょう!!

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